自分らしさを表現できる小さな空間。
部屋の一角やデッドスペースに設けられた作り付けのミニデスク。決まった使い道はないけれど、朝の身支度や子どもの勉強など、ちょっとしたシーンで意外と頼りになる存在だ。
でも、それだけじゃない。お気に入りの雑貨や趣味のアイテムをディスプレイすれば、そこはたちまち自分だけの特別な空間になる。限られたスペースだからこそ、気軽に模様替えできるのも嬉しいポイント。好きなモノに囲まれていれば、ちょっとした作業ももっと楽しくなるはずだ。
ここからは、限られたスペースにこだわりを詰め込み、自分らしい家づくりを体現する人たちのサンプルを紹介しよう。
家族とシェアする壁際の作業スペース
リビングの壁際に設けられた、作り付けの棚とミニデスク。棚下に、椅子や雑貨を並べれば、子ども用デスクや見せる収納として活躍する。ベンチのように腰掛ければ、家族と気軽に交流できるコーナーに。すぐ隣のミニデスクでは、作業をしながら家族団欒のひとときを楽しめそうだ。
アイデアがどんどん湧いてくる、ダイニング横のミニデスク
ダイニングの横に小さなデスクを置いて、思い立ったときにワークできる作業スペースに。
壁にはお気に入りのポスターや工芸品を飾って、気分もモチベーションもアップ!
好きなモノがギュッと集まった場所にいると、インスピレーションも自然と湧いてくる。
家づくりがもっと楽しくなる!「ZERO-CUBE MALIBU(ゼロキューブマリブ)」のミニデスク。
「ZERO-CUBE MALIBU(ゼロキューブマリブ)」は、キューブ型の外観に西海岸テイストをふんだんに取り入れた住まい。大開口のウッドデッキや吹き抜けのダイニングなど、心地よさを感じるディテールが至るところに散りばめられている。
そのこだわりは、カウンターキッチン横のミニデスクにも活かされている。お酒を並べてBARコーナーにしようか、はたまたお気に入りの雑貨を置いてコレクションスペースにしようか。作り付けの棚があるだけで、自分らしい家づくりのアイデアがどんどん膨らみそうだ。
グリーンを愛でる憩いのスペース
家の中にグリーンがあると、グッと癒されるもの。でもスペースの都合上、大きい植物は置けない……。
そんなときは、ミニデスクに小さな植物を置くだけでOK!キッチンが近い場所なら水やりも簡単で、日々のケアも手間いらず。
趣味の小物を飾る。
いつでもどこでも自分の“好き”を感じていたい!そんな方は、たとえばアウトドア好きなら、ミニデスクにランタンなどのギアを飾ってみよう。ダイニングテーブルや仕事机だと邪魔になりがちな趣味道具も、ミニデスクならインテリア感覚で楽しめる。
ミニマルなコレクションスペース
デスクの上に飾り棚を取り付けて、お気に入りの小物や雑貨をディスプレイ。新しく棚を買うのはちょっとハードルが高いけど、ここなら気軽にコレクションを始められる。ふとしたときに目を向けるだけで、気分もパッと明るくなりそうだ。
使い方は住む人次第。ミニデスクから始める自分らしい暮らし。
ミニデスクはただの作業台じゃない。自分のこだわりをギュッと詰め込める、小さな自由空間だ。限られたスペースでもその使い方次第で、日々の暮らしはもっと充実したものになる。
家族と使うもよし、自分だけのスペースにするのもよし。
ミニデスクを味方に、自分らしい家づくりをとことん楽しんでみよう!
- Photo/Kousuke Hamada、Masayuki Nakaya、Takahiro Kikuchi
- Text/Reina Shibata
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ライフレーベル「私たちに
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言わずに 聞いてください…あきらめて
ハイって 答えましょうよ」